「お供山展望台とチャシ跡」厚岸町と厚岸大橋を一望できる場所【厚岸町】

厚岸町の橋を渡った湖南地区の中心にあるお供山。その頂上に展望台があり、そこからの景色が綺麗だということで登ってきました。

またアイヌのチャシ跡もあるということで、一緒に見ていこうと思います。

お供山を登る

お供山展望台への入り口付近には駐車場がありません。すぐそばが民家になっているので、邪魔にならないように、大通りを挟んだ漁港側に車を停めてから歩いて来ることをおすすめします。

お供山展望台への入り口は民家のすぐ裏側にあります。バイクなど大きな音がする乗り物で来る場合は、近所迷惑にならないように気を付けたいところです。

途中までは、木の階段や木道が整備されているので歩きやすい。

季節によっては緑のトンネルのような場所もあり、歩いていて気持ちがいいです。

途中までは順調でしたが、階段が流されて約に立たない場所が出てきました。ここは普通に山登りのスタイルで登るしかありません。

鹿落としのチャシ跡

しばらくすると見えてくるのが鹿落としのチャシ跡。

チャシとはアイヌ語で砦、城、柵囲いという意味。鹿落としのチャシ跡からは鹿の骨が多数出土していることから、ここに鹿を追いやって崖から落としていたのではないかと言われています。

チャシ跡の堀の上には木道が作られていた。ただ、結構腐って穴が空いている箇所があったので通るときは気をつけるようにしたい。

お供山展望台はカラスに占領されていた

展望台を見ると凶暴なカラスたちに占領されていた。この状態で展望台に登るのはちょっと危なそうなのでやめておきました。

お供え山から見る厚岸の町並みと厚岸大橋・弁天島

展望台には登れなかったが、なんとか厚岸大橋と町並みを見ることができる場所を確保。

厚岸町のシンボルでもある真っ赤な厚岸大橋。この橋がないと向こう側の地区へ行くことができなくなるので大変ですね。橋がない時代には日本道路公団による厚岸フェリーで行き来していたそうです。

厚岸町湖北地区の町並みと港。山の上にある赤くて変わった建物は道の駅コンキリエです。ここができてから観光客がずいぶんと増えた印象があります。これで温泉でもあれば最高なんだけどな。

海の上に浮かぶ通称牡蠣島とも呼ばれる弁天島。弁天島の上に建つのが弁天神社です。昔この島は面積が広く、保養館や料亭が建っていたそうですよ。信じられん。

お供山を降りる

降りるときも流れた階段は使えないので気を付けて降りました。

降りている途中で見た綺麗な海。

綺麗な海を横切っていく漁船。

お供山展望台の詳細＆アクセス