網戸のない賃貸マンションの窓に、自作(DIY)で簡単な網戸をつけてみた

現在住んでいる北海道の東の方では、「今日はすごく暑いなー」という日でも25℃いくかどうかなので、エアコン完備の賃貸マンションはあまり多くありません。

それじゃあ暑い日はどうするのかというと、だいたいどこの家も網戸のある窓を開けて過ごします。

いま住んでいる賃貸のメゾネットマンションにもやはりエアコンはついておらず、暑い時には窓をあけるのですが、1階の大きな窓のすぐ目の前が大家さんの駐車場になっており、わりと乗り降りがあるのであまり窓を開けたくありません。

防犯上も1階だとちょっと怖いですよね。

ほかには、小さな採光用の窓があるのですが、そこには網戸がついておらず、虫が入り放題なので開けられない。

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そこで、なんとかこの窓を開けたいという思いから、網戸をつけることにしました。

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ただし、賃貸なので本格的な網戸を取り付けることは不可能。
AmazonにDIY網戸キットなるものも売っているのですが、あまりレビューがよくありません。
それなら、似たようなモノを自分で作ってしまおうと材料を購入しました。

自作(DIY)網戸作成に使った道具

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網戸の補修用として売られている防虫ネット

今回購入したのは、ダイオ化成の防虫網 クラウンネット 24メッシュのブラック。
網目の大きさは通常の網戸と同程度でとてもしっかりしている。
他にグレーとホワイトグレーもありますが、あまり目立たず貼った後も視界がくっきりするブラックがおすすめ。

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マジックテープ(面ファスナー)

裏面が粘着テープになっている、オスメスセットのマジックテープ。
このマジックテープ、粘着部分がかなり強力なので、しっかりと取り付けることでできます。

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パワーテープ

防虫ネットの網は、カットしただけだとほつれてくるので、周囲を補強するためのパワーテープを用意しました。
ネットの周囲をぐるっと補習するので、幅48mmと広めのものを購入。

マスキングテープ

キズをつけたくない賃貸マンションでは、なにかと役に立つマスキングテープ。
下地になるので、幅は30mmと広めのものを購入。

自作(DIY)網戸を作っていく手順

基本的な仕組みは、網戸のDIYキットとほとんど同じような感じです。

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まずは、窓枠部分にマスキングテープを貼っていく。

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マスキングテープの上からマジックテープのザラザラした方を貼る。

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窓のサイズに防虫ネットをカットし、周囲をパワーテープで補強。
その上からマジックテープのサラサラした方を貼る。

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あとはマジックテープを合わせて完成。

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マジックテープなので開け閉めは簡単。

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窓を閉める時には、網戸の下部分をはがしてから窓を閉める。

一番難しかったのは、網戸のカットですね。

窓と同じ大きさにカットするのは工夫が必要で、小さい窓の場合は先に型紙を作っておき、ネットを重ねながらカットしていく。
大きな窓だと、ある程度の大きさにカットしたネットを両面テープで張り、カッターなどで切っていくといいかなと思います。

上手に作るコツは、防虫ネットは窓枠よりも若干小さめにカットすること。

窓より大きくカットしてしまうと、完成した時に網戸がたるんでしまいます。
万が一大きくカットしまった場合は、補修用に貼ったバワーテープごとハサミで切りながら微調整していくと楽です。

自作(DIY)網戸を作ってみて

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近くで見ると手作り感満載ですが、遠目から見るとあまり気になりませんし、夜はロールカーテンで隠れてしまいます。
それよりも、窓を開けられるという利便性の方が圧倒的に勝りますね。

網戸としての役割はとてもしっかりしており、今のところ小さな虫も完全にシャットアウトできています。

耐久性はこれからみていきたいところですが、万が一1シーズンでダメになってしまっても、材料はまだ残っているので、防虫ネットさえ同じサイズにカットしてしまえばすぐに作り直せます。

どうしても窓を開けたいけど網戸がないという賃貸住まいの方は、是非お試しください。

完成した網戸にスプレーしてさらなる虫よけ対策。