ランニングの距離を頑張って伸ばしたら肉離れになったので治療や予防方法を書いておく

ふくらはぎが痛くて歩けなくなり、病院に行ったら肉離れと診断されました。

日課にしているランニングで徐々に距離を伸ばしていき、ほぼ毎日10キロ走るようになったころです。いつものように淡々と走っていると、右足のふくらはぎに痛みというか違和感をおぼえるようになりました。

痛みが引くまで走らないようにして3日ぐらいたった日の朝でした。ゴミ出しに行った帰りに右足のふくらはぎに突然ズキンという鈍い痛み。歩くたびにズキンズキンという痛みが走り、とてもじゃないけど普通では歩けない。

足を引きずりながら何とか家まで戻ってきてしばらく様子をみても、全く痛みが引きません。この日は紅葉を撮影するために二泊で旅行に行く予定でしたが、こんな状態ではまともに歩くこともできないので、まずは病院へ行くことにしました。

整形外科の病院で診察

病院では予約なしだったので2時間以上待合室で待たされました。やっと呼ばれてレントゲンを撮り診察開始。ランニングで10キロ走ったら痛くなったということを話し、パンパンに腫れている右足を触りながら先生が告げた診察結果は肉離れ

え?肉離れってよくスポーツ選手がなるあの肉離れですか?

てっきり、ちょっと筋を伸ばしたとかその程度かなと考えていたので驚いていると、「痛み止めの注射をうちましょうか、ちょっと痛いですよー」と痛みがあるふくらはぎに直接注射をブスリ。

これがまた痛いのなんの、いいおっさんが思わず「いってー…」と口に出してしまうぐらいの痛さです。

注射が終わったら、ふくらはぎをサポーターで固定し、「一週間たってまだ痛みが治まらないようなら、念のためにCT検査をしましょうか。痛みがとれたらキャンセルしてくれていいですから」と言われたので、一応CTと診察の予約をしてもらいました。あとは薬局で、痛み止め、痛み止めのクスリと一緒に飲む胃薬、湿布を一週間分もらって帰ってきました。

ちなみに旅行ですが、程度的には軽症だったため、絶対安静とは言われなかったので、連れに運転をまかせて、足をひきずりながら行ってまいりました。

旅行の間や帰ってきてから、肉離れとはいったいどんな症状なのか、どんなときになりやすいのかなど気になったので、予防法とあわせてひと通り調べてみることにしました。

肉離れの症状

病院の先生はわかりやすいようにずっと肉離れと言っていましたが、肉離れとは通称で本当の病名は「筋断裂(きんだんれつ)」といいます。

肉離れとはスポーツなどによって筋肉が強力に縮こまり、耐えきれずに部分断裂することで、太ももの筋とふくらはぎの筋によく起こります。太ももは主に20代前後の若年層に多く、ふくらはぎは全年齢にまんべんなく起こるようです。ええ、私はふくらはぎです。

症状は、ランニングをしようとしたときにズキズキという疼痛(とうつう)によって走れなくなり、場合によっては歩行も困難になります。まさに今回の症状と一緒ですね。なんだかどこかのサイトに書いてましたが「ブチ」なんていう音はしませんでしたよ。

肉離れの程度は様々ですが、重症のときには筋断裂している箇所が内出血します。私の場合は軽症だったので、腫れている以外は見た目に変化ありませんでした。

参考:筋断裂(肉離れ) – Yahoo!ヘルスケア

肉離れの予防方法

ストレッチをして筋肉をほぐす

先生に言われたのが、走る前と走った後のストレッチが一番の予防方法とのこと。ただ、つま先を立ててグリグリと回すストレッチは間違いだから絶対にやらないようにと言われました。そういえば信号待ちなどでよくやってました、グリグリと。

こちらの動画の5:20秒ぐらいにあるふくらぎ(アキレス腱)のストレッチが正しいストレッチ方法です。このぐらい入念にウォームアップをやっておけば安心ですね。

少しでも違和感があったら無理をしない

ランニングが日課になると、一日休むだけでなんとなく罪悪感が出てしまい、つい無理をしてしまいがち。無理をするとこのようなケガをすることもあるので、違和感があるなーと思ったらしっかりと休息をとることが必要です。

まとめ

1週間後にはほぼ痛みがなくなったのでCTの予約はキャンセルし、2週間後にはまったく痛みもなくなって普通に歩けるようになりました。ただ、違和感なく走れるようになるには1ヶ月ぐらいかかりました。

ウォーキングやランニングをするときには、しっかりとウォームアップをするように気をつけようと思います。