北海道中標津町養老牛温泉にある温泉宿、「湯宿だいいち」に宿泊してきました。
アクセス
湯宿だいいちがある養老牛温泉までは、釧路市から車で約1時間30分、中標津空港からだと約25分かかります。
釧路市から向かった場合、国道391号線を標茶町方面へ移動し、そこから道道13号線→道道885号線を通って養老牛へ。周辺には何もない場所ですが、ナビがある場合は特に迷うことなく辿りつけます。
駐車場
道路から入ってすぐが駐車場になっていますが、宿入り口の目の前にも駐車スペースがあるので、そちらに停めたほうが便利です。
チェックイン
宿に入るとあたたかそうな囲炉裏がある席に案内されるので、そこに座りながらチェックインの手続きを行います。
コーヒーかソフトドリンクと、お茶うけのお菓子が用意されるので、まずは一息。
女性には浴衣の貸し出しがあります。種類が豊富なので迷ってしまいますよね。
部屋
今回宿泊したのは新館のお部屋。二人で泊まるには広すぎるほどで、真っ赤なソファがゴージャス感を醸し出していました。
クローゼットには男性用の浴衣やアメニティが用意されています。
アメニティ類。スリッパは用意されていないので、館内は裸足かアメニティとして用意されている足袋で移動することになります。
温泉宿にしては小さめの冷蔵庫。大勢で宴会するような旅館ではないので、このぐらいでちょうどいいのかもしれません。
窓際のヒーターはかなり高出力で、真冬でも部屋はポカポカでした。
夏用に独立したエアコンが完備されています。
Panasonicの加湿空気清浄機。周辺にコンセントがないので自分で移動させなくてはいけません。
ベッドは大きめなサイズが二つ並んでいました。
ベッドサイドにはコンセントがしっかりと用意されています。
テレビは普通の大きさですね。
大きくて使いやすそうなドレッサー。
もちろん携帯は通じますが、Wi-Fiはありません。たまにはネットを忘れてゆっくりするのもいいものです。
部屋からの眺望
部屋からは目の前に流される小さな川が見えます。もしかしたらシマフクロウも見えるかも?
小さなテラスがありました。寒かったので開けませんでしたが、夏だったら気持ちいいかもしれません。
館内
館内の廊下には北海道の絵などがズラッと飾られ、ちょっとしたギャラリーのようでした。
新館にあるオーディオルーム。
オーディオルームに設置されていたフリードリンク。温かい飲み物を飲みながらまったりと過ごせます。
廊下に設置されていた枕は自由に使うことができます。
定番お菓子やシマフクロウの木彫りなどが売っている売店。おつまみ類はトバぐらいしか売っていなかったので、部屋でも飲もうという場合には事前に購入してきたほうが無難です。
自動販売機の飲み物はさすがに少し高めな設定。
新館の三階には整体が入っているようです。
窓の外にシマフクロウやテン
売店に行こうとしたら、ちょうど窓の外にシマフクロウがやってきていました。野生のシマフクロウを見るのはこれが初めてなので感動です。
パンの耳などを狙ってテンや野鳥もやって来ます。
常連の方でしょうか、本格的なカメラ機材を設置して窓際に陣取っていました。
大浴場は二つ
本館の大浴場は、内湯2、水風呂1、露天風呂2、混浴露天風呂1、ヒノキ1、寝湯1、サウナ2、混浴1でした。
川の音を聞きながらゆったりと入る露天風呂は格別。川のすぐそばまで行ける混浴の露天風呂もあります。
本館の大浴場は日帰り入浴も受け付けているので、時間帯によっては混雑するかもしれません。
新館のお風呂は宿泊者専用となっています。内湯が二つに露天風呂が一つでこじんまりとしていますが、本館に比べて利用者が少ないのでゆったりと入れます。
夕食
夕食は一階にある食事処でいただきました。テーブルは掘りごたつになっています。
夕食のメニューは「せせらぎ御膳」。
前菜の「行者にんにくの醤油漬けと、やまべの甘露煮」。写ってないけど中標津コーダチーズもお皿に乗っていました。
お造りは、「おひょう、牡丹海老、ホタテ」の三種類。
メンメを一匹まるごと唐揚げにした「めんめの和風あんかけ」。これが夕食一番のメインかも。しっかり揚がっているので、頭やヒレもパリパリと食べることができました。
3種類から選べる焼き物から「中標津産ミルキーポーク串焼き」を選択。ほどよく脂が乗っているお肉でした。
花咲ガニの鉄砲汁。身は小ぶりですがお出汁がよく出ています。
ご飯は鶏ときのこの釜飯を選びました。きのこの風味がよく出ていて美味しい。
デザートのバニラアイスとかぼちゃぜんざい。かぼちゃぜんざいは自家製なんだそうです。
朝食
朝食のバイキングはどちらかといえば和食メイン。複数の煮物や飯寿司など渋めなメニューは年配の方に喜ばれそうです。もちろん、ウインナーや唐揚げなど、お子さんが食べられるメニューも豊富にありますよ。
朝の餅つき大会
男性スタッフが慣れた手つきで臼と杵を用意して、7時半から餅つき大会がはじまりました。周りを囲んでいたお客さんが代わる代わる餅をつき、その様子を写真に撮ってプリントしてくれます。
つきあがった餅は、朝食時にきなこ餅とお雑煮として振る舞われ、さらに帰る時にはお土産として一人一つ大福をいただきました。
湯宿だいいちに宿泊した感想
苦手は食材を伝えると可能な限り対応してくれたり、細かなところまで行き届いている接客に関心しました。全体的にはアットホームであたたかい接客です。
一つだけ気になったのは朝掃除をはじめるのが早いことでしょうか。けっこうな人数でワイワイと掃除をするので、大浴場や販売機にジュースを買いに行くときなどちょっと気まずかったです。
湯宿だいいちの詳細&アクセス
ホテル名 | 湯宿だいいち |
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住所 | 〒008-2684 北海道標津郡中標津町養老牛518 |
電話番号 | 0153-78-2131 |
駐車場 | あり / 無料 |
チェックイン | 14:00(宿泊プランのチェックイン時間を優先) |
チェックアウト | 11:00(宿泊プランのチェックイン時間を優先) |
部屋数 | 38室 |
ホームページ | http://www.yoroushi.jp/ |
最寄り駅 | 【車】釧路駅から車で95分 |