はじめてのMac。MacBook Air 11インチ(Mid 2012)を購入した時の感想

今まではデザイン系のブログを運営していたのですが、プライベート垂れ流しのゆるい個人ブログを運営してみたいと思って読んだ「ブログ運営テクニック100」という本の中で、ブログをするなら使いやすいツールが多いMacがいいよ的なことが書かれていたため、かなり悩んだ末に素直に購入することにしました。

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MacBook Airの箱

当時はメインマシンがWindowsのデスクトップで作業も100%室内で行っていたため、とりあえずブログ更新用と外出時に持って出かけるサブ機として、一番小さなMacBook Airの11インチを選択しました。

スペック

動画や音楽などはいれるつもりがなかったので、容量よりもスピード重視ということで、「Core i7 2.0GHz メモリ8GB」にカスタマイズしての注文です。容量は128GBを選択しました。

MacBook Air本体

隙間なくピッタリと閉まっている箱を開けると、シルバーに輝いている(ように見える)MacBook Airとご対面。接続サービスや余計なソフトなどのごちゃごちゃしたチラシが一切入っていないのはいいですね。

箱から本体を取り出すと、アダプタと電源コード、最低限のシンプルな取扱説明書が綺麗に収まっていました。

MacBook Air

もう驚くような薄さではありませんが、シンプルなデザインと質感にとても感動しました。そして、さらっとしたアルミニウムの質感がたまりません。光沢のある素材だと小傷や指紋がつきやすくて気を使いますからね。

左側面

左側面は電源コネクタ、USB3.0、イヤホン端子、マイクを配置。スピーカーMagSafe電源アダプタは抜き差しにコードへの負担がかからないように磁石でピタッとくっつくタイプです。

右側面

右側面は、USB3.0とサンダーボルトのみです。見ての通り11インチにはSDカードスロットがありませんので、USBタイプのものなど別途用意する必要があります。

片手で開く天板

天板は一本の指でも持ち上がるこの絶妙なさじ加減が素敵です。

裏面

裏面にある四隅のゴムで本体のズレを防ぎます。ほかは天板と同じくさらさらな触り心地のアルミニウムで頬ずりしたくなるほど。

MacBook Airを開いたところ

さぁ、ようやく開くとキーボードには薄い紙がそっと乗っていました。
おもてなしの心を感じますね。

USキーボード

ボタンが独立しているアイソレーションキーボードで打鍵感は若干固め。ありがちなプニプニした感覚じゃないのでキーストロークは浅いですがかなり打ちやすいです。調整可能な上品なバックライトもグッドです。

「やっぱりキーボードはシンプルなUSキーボードがクールでしょ」というブログを見た気がしたので、真似をしてUSキーボードを選択してみました。結果、慣れの問題かもしれませんが、日本語をメインに打っているならJISキーボードの方が使いやすいです。

付属品

付属品は必要最小限のモノしか入っていません。

MacBook AirにはLANケーブルを接続するコネクタがありません。ホテルなどではWi-Fiがなかったり、あっても不安定だったりするので、念のためLANケーブルが接続できるアダプターを一緒に購入しました。

MacBook Air 11インチは買ってよかったけど不満点も大きかった

一番はじめに聞いた「ジャーン」という起動音は今でも忘れません。このジャーンという起動音を聞くと、今でも、「さぁ仕事しようか」という気分になります。

さて、MacBook Air 11インチを購入して良かって点でまず思いつくのは、とにかく軽くて薄いので、小さなカバンにもスッと入ることです。外出時に余計な荷物は極力持たない方ですが、軽ければ軽いほど持ち歩く機会は増えるものだと感じました。また、駆動時間が長く、ほとんど充電を気にすることなく使用できたのもよかったです。

家ではクラムシェルモード(MacBook Airを閉じた状態でモニターに接続して使用する)で使っていましたが、とにかくコンパクトなのでデスクの隅に立てて置いておいても全く邪魔になりませんでした。

タッチパッドの使い勝手が本当に素晴らしく、Windows機とはまるで別物といった感覚です。そのせいで仕事の道具として扱えるようになるまでしばらくかかりました。

マシンパワーに関しては使い方を決めてからの購入だったので特に不満はなく、想定していた以上にキビキビ動いていたという印象です。重い作業をすると意外に大きな音がするかなというぐらいでしょうか。

ただ、どうしても我慢できない不満点が解像度です。11インチだと解像度が1366×768ピクセルしかなく、作業をするスペースがかなり窮屈になってしまいます。画質もどこか滲んだような見難いもので、液晶に関してはWindows機の一昔前のスペックと感じたのが正直なところ。13インチでも解像度は1440×900ピクセルしかありませんが、まだマシだったかなと後悔してしまいました。

クラムシェルモードだと解像度の問題点は解消されるのですが、あくまでサブ機として購入したのでいちいちブログを書くためだけにモニターを切り替えるのがとても面倒。結局、旅行時のメールチェックやネット用に使うだけとなってしまいました。

自分の中ではどうしても不満点が勝ってしまい、現在MacBook Air 11インチは手放してしまいました。しかし、Macの別の機種を仕事のメイン機として使っています。そういう意味では、Macを使うきっかけとなったMacBook Air 11インチ、結果的に購入してよかったと思っています。